自己の重要感について - 『人を動かす』

 

かの有名なデール・カーネギーの著書『人を動かす』のなかに、人はだれしもが自己の重要感を求める、という旨の記載がある。

今日はこれについて考えてみたい。

 

きちんと人の長所をとらえ、それを真心込めて相手に伝えること。これがお世辞と感嘆との違いであり、僕が目指していかないといけないものだ。

そしてこれを伝えることによって、相手に尊重しているというメッセージを伝えることができ、それによって相手の重要感が高まる、ことがある。

 

相手が「自己の重要感」を得る方法はなにか、ということも重要。

上のような褒め言葉はだいたいどのような相手にも通じるだろうが、多分それはクリティカルではない。自分にとって唯一無二の存在(それは配偶者だったり息子だったり、親友だったり)に対しては、その人がなにで重要感を感じているかを悟り、それを与えることでさらに関係性を深め、より良いものにすることができるように思う。

 

そしてこれを改めて自分で考えてみると、おそらくこれは「時間を費やしてくれること」なのだろうという考えに至った。

金や言葉、贈り物なんかよりも、ただ自分のために時間を使ってくれたこと、それが「自己の重要感」につながる。

 

あなたの「自己の重要感」を高める方法はなんですか?