読了:相手の身になる練習
相手の身になる練習 (小学館Youth Books) 鎌田 實
https://www.amazon.co.jp/dp/4092272812/
標記の本を読んだ。
書いてある内容は本当に当たり前にしていきたいこと。
普通のことばかり書いてあるように思えるけれど、それがきちんと実現できていないのだろう。
例えば「相手を価値ある人として接する」という指針がある。
ここにおける「誘導しない」。これ、意外とできていないんじゃないだろうか。
仕事でも恋愛でも、ややもすれば自分の望む方向に誘導しようとしてしまっている。
逆に、人から話をされて、「あ、この人はこの方向に誘導しようとしているな」と感じたことも多々ある。
ソクラテスメソッドもそのようにとられる危険性があるのか、なんてことも考えた。
あれは誘導するつもりなんてないものだろうが、誤った使い方をしてしまうと、答える側が誘導されているようにしか感じず、建設的な議論が台無しになってしまう。
なんの話だかわからなくなってしまったな。
さらっと読める本なので一読をおすすめします。